旧Yoshikawaの出張所のアーカイブ

はてなグループ「ニコニコ部」にあったYoshikawaの出張所のアーカイブです。はてなグループのサービス終了時にエクスポートすることを忘れていたために、2020年4月にインターネットアーカイブからサルベージしたデータです。

タグの発展6段階説(2008-01-06にはてなグループに投稿した内容のアーカイブ)

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id:kynbit氏のついったーでの発言にあったタグの成長4段階説「誕生期」「成長期」「円熟期」「衰退期」を私が勝手に拡張して6段階説にしてみました。

以下、各段階の命名と定義など。

  • 「誕生&潜伏期」あるネタの動画が投稿されるがマイナーであったりネタとしての魅力が乏しいため誰も注目しない
  • 「発見期」 「すごい動画」の投稿によりそのネタが皆に発見され知れ渡る。最初の面白い「混ぜ」「Remix」作品が出てアクセスを集める。
  • 「成長期」 ニコ動定番の混ぜが行われる時期。ニコ動定番の混ぜとは「倒せない」「盗んで行きました」「キワミ」「ミク化」「歌ってみた」「描いてみた」など。最初のまとめ記事が出るのはこの頃。
  • 「爆発期」 そのネタ独自のアレンジ、いままでにない全く新しい「混ぜ」などが行われて再爆発をする時期。場合によってはここから次のあたらしいネタが誕生することもある。アクセス乞食的に全然関係ない作品にそのネタのタグが貼られてしまう時期。*1
  • 「安定期」 歴史などが語られWikipediaに解説が充実していくのもこの頃。このころになるとだいたいのパターンが踏み尽くされてしまっているので、新しい作品が投稿されてもたいていが○番煎じという印象になってしまう。
  • 「衰退期」 飽きられてそのネタの作品が作られなくなり、徐々に衰退していく時期。

で、例えばチーターマンの作品数遷移グラフ(10万再生以上の作品はグラフ内にプロット)で当てはめてみると

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 最初の「[クソゲーチーターマン 2 プレイ動画」(2007/6/13)が登録されて「伝説のクソゲー チーターマン2」(2007/10/16)で取り上げられるまでが「誕生&潜伏期」で、その後「伝説のクソゲー チーターマン2」(2007/10/24)が登場するまでが「発見期」でしょうか。

 そして最初の立ち上がりの2007/10/25の投稿作品数が約40作品なので、投稿数ピーク126(2007/10/27)を過ぎて42作品まで落ち着いた2007/10/31までを「成長期」として、「チーターマン的MIDI」(2007/10/31)を生んでもう一度投稿数が上がった2007/11/4までが「爆発期」というイメージ。

 後は 「安定期」に入ってチーターガールへ集大成された2007/11/10ころから「衰退期」って今という感じでしょうか?

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 若干「爆発期」周辺の定義や切り分けが甘いような感じがしています。実際には他のいくつかのパターンを見てほんとうにこういうパターンになるのかをきちんとみないとだめでしょうし、どんどん突っ込んで貰ってかまいません。どなたか修正して貰って修正6段階説とかにして貰ってかまいません(笑)


 ちなみに、今話題?の「呪いの館」タグをグラフにするとこんな感じです。

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 この場合「潜伏期」がなく「発見期」は1日だけで、いまイキナリ「成長期」ということになると思います。

 今日1/6の新規作品数が100個を越えると初期の立ち上がりがチーターマンと同じヒットになります。

*1:アクセス稼ぎ目的のイタズラタグは「爆発期」ではなく「成長期」の特徴かも知れないと一晩寝たら考え直したので一応注記