オフ慣れしていない人へ、オフは基本的にはタイムラインの延長だと思いましょう(2008-10-26 )
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Twitterの普及に伴い手軽にオフ会(以下オフ)が開催できるようになって、特に東京なんかでは毎週末に数カ所でオフが行われているようです。そしてそんなオフに初めて出る人だとか出たいけど躊躇している人だとかもいるようなので、私のこれまでのつたない経験で得たノウハウなどをここに初心者用として纏めておきたいと思います。
まずTwitterでコミュニケーションをとったもの同士でのオフとは結局タイムラインの延長だと考えるべきだと私は思っています。ネットで出会った者同士がリアルに顔を合わせたとしてもそれは基本はネットの延長から始まると思うのです。昔のパソコン通信のオフはフォーラムなどの延長にあってメーリングリストのオフはメールの延長にあったのと同じで、その後の2ちゃんねるやMMORPGのオフ*1のときからもずっと変わらないものだと思います。
そしてタイムラインの延長だからオフは楽しいのだと思います。
オフの選び方
タイムラインに流れてくるオフを選ぼう
タイムラインの延長がオフですからタイムラインに流れてくるオフに参加すれば良いわけです。これもよく言われることですが知り合いのいないオフほどつまらないものはないというのは本当です。だからオフをわざわざ探して自分のタイムラインにいる人があんまりいないようなオフに出席するのはオフに慣れて上級者になってからにした方が良いでしょう。
強引に人数集めているだけのオフも初心者には危険です。テーマが発散しすぎたオフは会話に困る可能性がたかいので。
迷ったら知っている人が多いオフや自分がより得意なテーマのオフにする
後にも出てきますがオフに慣れない間は、オフで会話に困らないように知っている人が多いオフやあるいは参加者の嗜好が自分により近いオフに出ると楽だと思います。例えば「迎撃オフ」という遠方から来る人用のオフがありますがコレなんかは迎撃される人中心のオフですからその人とタイムラインで仲が良ければ楽です。BBQなどの食べる系の場合は食材が中心になるので会話のネタを得やすいです。20人以上が集まる大規模オフも初心者向けです。
内心で目標や目的を決めておく
別に漠然とオフに参加するのも全然良いのですが、初心者の間は内心でオフでの目標を定めておくと良いです。当日誰と話をしたいとかをちょっとだけ考えておきます。特にもし参加するのが20人以上の大規模オフの場合は、できればターゲットを3~4人は選んでおいたほうが無難です。
皆がオフが楽しいと感想するのにはいろいろな理由があると思いますが、ひとつの共通点はオフでの友人との会話だと思います。日頃リアルでは話せないようなバカ話を気のあった人と気楽に話せるというのがオフの良いところではないでしょうか。だからこそ気のあいそうな人をあらかじめ探しておくのは大切です。
事前準備
とにかくタイムラインの中でオフに出る人と絡む
(ここは日頃からタイムラインで積極的に絡んでいる人は読み飛ばして下さい)
オフまでにタイムラインで参加者の方々と絡んでおきましょう。絡むとは単純に会話をすることです。@なしでも良いし@付きでも良いので何回か会話をしておくことをおすすめします。
これ凄くあたりまえな話ですが、初対面の時の会話って「はじめまして-」「よろしくー」「・・・・」になりますよね。そう話すネタがないと間が持たないのです。だからオフの前にタイムラインで数名と話をして共通の話題を見つけておくと楽です。
テーマについて調べておく
先ほど例に上げたような「迎撃オフ」ならその中心人物については知っておきましょう。誰かを中心にするオフでその人の事を知らないのは危険です。また参加者が特定の趣味指向をモツ人に偏っているときにその趣味や対象を知らないと辛い思いをします。*2
事前準備2
相手の話に突っ込めないなら自分からネタを振っておく
Twitterで話しかけるのが苦手というかそれが辛い人は、せめてオフで誰かにネタにして貰えそうな内容をタイムラインに流しておきましょう。何でも良いです。しばらく食ってその感想を流すとか、自分が毎週見ているTV番組を見ながらその感想を垂れ流すとか、自分の(2次元の)嫁との妄想を語るとかです。
会話というのはキャッチボールです。*3あなたが話すネタを探しているように相手もネタは探しているはずです。参加者に上級者がいれば事前にタイムラインでそういうネタを拾って当日に話しかけてくれるはずです。
当日
頑張って席取りしましょう
中級者以上であればどこに座っても良いですが初心者ならオフに出ると決めたときに定めた目的の人の隣とか正面とかに頑張って座りましょう。少人数オフなら席は影響しませんが大規模オフではテーブルが離れると一度も話が出来ないまま終わることもあります。
そもそも同じテーブルに座ったのが全然面識の無い人ばかりになったら、せっかく準備したネタやテーマが使えないですよね。それは勿体ないし辛いです。待ち合わせに早めに行くのも作戦のひとつです。
もし席決めに破れたら、そういうときは次点の作として末席のほうの幹事さんの近くに座ると良いです。
名札を準備しておく
Twitterではたいていの人はずアイコンで相手を認識しています。相手があなた用に用意してきたネタを話しかけて貰いやすいように自分のアイコンを名札につけておくと良いです。
装備品に凝る
相手に話しかけるのが苦手、自分には日頃突っ込まれるネタがあまりない。そういう人は当日ネタになるように、女装していったり縞ぱんを穿いていったりネコミミ付けたり、他にはiPhoneやEeePC持って行くとかなんか会話のきっかけになるような物を持って行くというのもひとつの方法です。*4
会話がとぎれたら
行動してみる
何度も言うように会話のネタを作れば良いわけですから、例えば髭ダンスを踊るなどは如何でしょうか?
幹事業を手伝う&幹事さんと話す
オフの幹事って実は結構忙しかったりします。ですからもし手持ちぶさたになったら手伝って上げると良いかもです。あるいは鍋奉行や皆の飲み物に気を配るとかでも良いのではないでしょうか。そういう事やっているとふと面白いことに気づいたりするものです。
幹事に「なにか手伝うことありますか?」と聞くのってこれ絶対外さない会話ですよね。そこから幹事さんと話をするのはアリです。あとオフの幹事をやっている人ってたいていはそのコミュニティの中心人物だったり有名人だったりコアメンバーだったりします。だから幹事を話をするといろんな事を教えてくれたりします。
それでももしオフがつまらなかったら
一応反省してみる
自分の用意したネタが外したとか、もし原因が明確ならそれを改善して次回再チャレンジしましょう。
自分の知らない趣味のオフに出てしまったとか知っている人がいなかったとかの場合はTwitterでフォローしている人自体を見直すと良いかもしれません。
そもそもオフはあわないなぁ
別にコミュニケーションはオフだけではないのでTwitterで楽しめばよいと思います。コミュニケーションの媒体はどんどん変化して常に新しいものが出てきますから、次に登場するメディアでのオフならあなたも楽しめるかもしれません。オフはTwitterのものが全てではないのであなたにあう他のメディアやオフの場をさがしましょう
あまり感心できない行為
つまらなかったーという不満だけを垂れ流しにすること
オフとは主催者や幹事などの誰かが出席者を楽しませるものではなく、出席者がお互いに相手を楽しませるものだと思うのです。また感想は出席者それぞれ個人の主観によるものです。つまらなかった時にお金と時間を無駄にして悔しい気持ちも判ります。でもそれをわざわざオフを楽しんだ人達に伝える必要があるのか、少なくとも一晩寝てから考えて投稿したほうが良いと思います。
オフ終了後にタイムラインでそのネタを引きずりすぎること
当日とか翌日は仕方ありませんが長々と終わったオフ会の話を引きずるのは、オフに参加できなかった人からすると若干不愉快です。特に居住地の関係で参加したくても出来ない人の存在などを時々思い出すとバランスの良い投稿ができるのではないでしょうか。
以上、私はid:manameのように毎週オフとか月15回以上オフ参加とかいうオフ充ではないので、他にもっと良いアドバイスはあると思います。そもそもオフの楽しみ方なんて各者各様で良いじゃないかというのも同意ですので、そういう人からこれ以外のノウハウ的な話が出ることを歓迎します。